第10回 共産党宣言 共産主義の原理
マルクス=エンゲルス著
マルルクスレーニン主義研究所訳
国民文庫=大月書店 の学習
共産党宣言 25ぺージ
このように、一九四八年の闘いはむだではなかった。この革命時代からわれわれをへだてる四五年も、むだにすぎさったのではなかった。実は熟しはじめた。そして、なによりも私ののぞむことは、このイタリア語訳の刊行がイタリア・プロレタリア 1トの勝利のよい先ぶれとなることである。
ちょうど、原書の出版が国際革命の吉兆であったように。
『宣言』は、資本主義が過去に演じた革命的な役割をまったく公正にとりあつかっている。最初の資本主義国民はイタリア人であった。
封建的中世の終りと近代資本主義時代の始まりとは、ある偉大な人物によって区画されている。それは、中世最後の詩人であるとともに、近代最初の詩人でもあったイタリア人ダンテである。
一三〇〇年におけるように、いまや新しい歴史的時代がうまれつつある。イタリアは、この新しいブロレタリア時代の誕生の時をしらせる新しいダンテを、われわれにさずけてくれるであろうか?
フリードリヒ・エンゲルス
ロンドン 一八九三年一月一日
共產党宣言
一つの妖怪がヨーロッパにあらわれている、 共産主義の妖怪が。旧ョーロッパのあらゆる
権力が、この妖怪に対する神聖な討伐の同盟をむすんでいる。法王とツァーリ、メッテルニヒ
とギゾー、フランスの急進派とドイッの官憲も。およそ反政府党で、その政敵たる政府党から、共産主義だといってののしられなかったものがどこにあるか、およそ反政府党で、より進歩的な反政府派にたいしても、また反動的な政敵にたいしても、共産主義という烙印をおす非難をなげかえさなかったものがどこにあるか?
この事実から二つのことがあきらかになる。
共産主義は、すでにヨーロッパのあらゆる権力から、一つの力としてみとめられている。
共産主義者がその見解、その目的、その傾向を全世界のまえに公表して、共産主義の妖怪談に党目身の宣言を対置すべき時が、すでにきている。
こ の目的のために諸民族の共産主義者がロンドンにあつまって、つぎの宣言を起草した。宣言は、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、フランドル語およびデンマーク語で発表する。
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