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2021年11月11日木曜日

第6回 共産党宣言  共産主義の原理 マルクス=エンゲルス著 マルルクスレーニン主義研究所訳 国民文庫=大月書店 の学習 16ページ

 第6回 共産党宣言  共産主義の原理 マルクス=エンゲルス著 マルルクスレーニン主義研究所訳 国民文庫=大月書店 の学習 16ページ



労働者の全体を一丸として、一大軍隊をつくる目的をもっていた。したがって、それは『宣言』にかかげた諸原則から出発するととはできなかった。


それは、イギリスの労働組合に対しても、フランス、ベルギー、イタリア、スペインのプルードン主義者にたいしても、ドイツのラッサール派にたいしてる、門戸をとざさないような綱領をもたなければならなかった。


この綱領――ィンタナシ ョナルの規約の理由文〔前文〕ーは、マルクスによって、バクーニンその他の無政府主義者たちでさえみとめたほど巧みに作成された。


『宣言』にかかげられた命題の最後の勝利については、マルクスは、共同の行動と討論とからかならずうまれてくるにちがいない労働者階級の知的発達に、ひとえに信頼をよせていたのであった。


資本にたいする闘争の経過と変転は(成功よりもむしろ敗北は)、たたかう人々に、これまでの彼らの万能薬の不十分なことをはっきりさせ、彼らの頭脳に、労働者解放の真の条件にたいする根本的な洞察を、いっそううけいれやすくせずにはおかない、というのであった。


そして、マルクスはただしかった。一八七四年、インタナショナルが解散したときの労働者階級は、一八六四年、インタナショナルが創立されたときの労働者階級とはまったくちがったものになっていた。


ラテン諸国のプルードン主義、ドイツの独自のラッサール主義は、死にたえかけていた。そして、当時のきわめて保守的なイギリスの労働組合でさえ、一八八七年にそのスウォンジーの大会で、その議長がそれらの組合の名で、「大陸の社会主義は、もう恐ろしいものではなくなった」といえるところまで、しだいにすすんできた。


ところが、その大陸の社会主義とは、すでに一入入七年には、はとんどまったく、『宣言』に公布された理論にほかならなかったのである。


 このように、『宣言」の歴史は、ある程度まで、一八四八年以来の近代労働運動の歴史を反映している。現在では、それは、うたがいもなく、全社会主義文献中の、もっともひろく普及した、もっとも国際的な著作であり、シベリアからカリフォルニアにいたるあらゆる国々の幾百万労働者の共通の綱領である


※ラッサ ールは、個人的には、われわれにたいしていつもマルクスの「弟子」であること

を告白し、その点で、もちろん『宣言』の土台のうえに立っていた。だが、国家信用に援

助される生産協同組合という彼の要求以上にすすまず、全労働者階級を国の扶助をうける

者とみずからたすける者とにわけた彼の信奉者たちについては、話はべつである。


しかし、この『宣言』が発表されたとき、われわれはそれを「社会主義宣言」と名づけるわけにはゆかなかった。一九四七年には、社会主義者とはつぎの二種類の人々のことであった。


一方では、いろいろな空想的学説の信奉者、とくに、イギリスのオーウェン主義者、フランスのフ ーリエ主義者のことであり、この両者とも、もうその当時には、しだいに死滅しつつあるたんなる宗派に萎縮してしまっていた。


もう一つは、いろいろな万能薬とあらゆる種類のつぎはぎ細工と党によって、資本や利潤をすこしも傷つけずに社会の弊害をとりのぞこうとする種々さまざまな社会的山師とのことであった。どちらのばあいにも、労働運動の外部にあって、むしろ「教養ある」階級に支持をもとめていた人々であった。


これに反して、たんなる政治的変革の不十分なこ

とを確信して、社会の根本的な改造を要求していた労働者の一部分、この部分は、当時みずから共産主義者と名のつていた。18ページ1行目


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